- 20代後半になったけど、いまだに何がしたいかわからない
- やりたいことを見つけるにはどうしたらいいんだろう
- 新しいことを始める方法を知りたいな
こんな悩みに答えます!
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どうも、ぺんです。
2回転職して3社目の28歳で、気がついたらアラサーになっていました。
筆者の経歴
新卒でアパレル店員 → 退職してフリーランスという名のニート → 海外放浪→ Web系のスクールで勉強 → ネット広告代理店に転職 → IT企業にWebマーケターとして転職
20代も後半に差し掛かると悩むことが増えてきますよね。
自分でちゃんとお金も稼がないといけないし、将来のことも徐々に具体的に考え始めないといけない、ただ自分のやりたいことも探したい。
僕も結構いろいろ悩んできました。
例えば下記のような悩みです。
- アパレルしんどいから辞めたけど、フリーランスになるつもりが、全然稼げてない。周りの同期は稼いでいるのに。。
- 仕事辞めちゃったけど、自分のやりたいことが見つからない。
- 未経験でWeb業界に転職って大丈夫だろうか。
どれも当時はめちゃくちゃ悩んでいましたが、いろんな考え方を学び乗り越えることができました。
そこでこの記事では「悩んでいた理由と原因」「解決するためにやったこと」について書いてみました。
20代を折り返して、漠然とした不安や何がしたいかわからないという悩みがある方は、参考にしてみてください。
この記事が、少しでも自分のやりたいことを発見できるキッカケになれば嬉しいです。
また、「自分に合う仕事の見つけ方」についてフォーカスして書いた記事もあるので、よければ合わせてご覧ください。



目次
「何がしたいかわからない」の原因


僕なりの結論ですが、「何がしたいかわからない」の原因は下記の2つだと考えています。
- 情報の過多
- 行動の不足
大切なのは、「情報量と行動量のバランス」かなと思います。自分が何をしたいのかわからない場合は、情報量に対して、行動が不足しているのではないかと思うわけです。
やりたいことをやっている人を見る機会が増えた(情報量が多い)
僕を含め、今20代後半の人はネットの成長の全盛期を過ごしてきていると思います。
SNSやYouTubeが普及し、自分のやりたいことをやっている人や、キラキラした生活をしている人を見ることが多くなりました。
これまでは好きなことはあるものの、それで生活していくのは無理だと諦めればよかったと思います。
しかし最近は好きなことを仕事にしている人が増え、そしてそれを見る機会も増えました。
そして同時に私たち自身の身の回りにも、やってみたいことをできる環境が徐々増えてきているように感じます。
結果として、私たちはいつのまにか潜在意識で、
- 自分もやりたいことをしたい
- 自由に生きている人が羨ましい
- どうやったら自分のやりたいことが見つかるんだろう
こういった気持ちになっているのだと思います。(僕自身がそうでした)
やりたいことはやった結果の中からしか見つからない
しかし、やりたいことを見つけようとしても、行動しなければ見つからないですね。
前田裕二さんの「メモの魔力」という本で、「タコワサ理論」という話が出てきます。
例えば、「明日もし地球が終わるとしたら今夜何が食べたいか?」と小学生に尋ねたとします。おそらく、ハンバーグとか、カレーライスとか、からあげとか、そういう答えが帰ってくるでしょう。そこで「タコわさが食べたい」と言い出す子がいたら、相当渋いです。いや、おそらく、そんな子はいません。(中略)
なぜ「タコわさ」と言えないのか?これは、簡単ですね。人が何らかの対象に「好き」という気持ちを向けたり、「こんな風になりたい」という気持ちを抱くのは、原則として、経験が多大に影響しています。経験していないことは「やりたい」と思うことさえできないのです。
前田裕二, メモの魔力 より
タコワサ食べたこともなく、そもそも知らない子供は「食べたい」とはならないわけですね。
やりたいことを見つけるには、経験値を増やすことがもっとも大切だというわけです。
おそらく、「何がしたいか分からない」という人は、情報を多く持っているけど、行動が不足しているのだと思います。
いい本なので、一応リンクも載せておきます。
やりたいことを見つけるシンプルな方法


解決策はシンプルで「やってみること」です。つまり挑戦です。
でもそれって結構難しいんですよね。
僕も自分のやりたいことを探すために、「行動する」というよりも「調べる」ということばかりしていました。
自分のしたいことをはっきりさせようと思い、本をめちゃくちゃ読みましたし、自己分析をしたりもしました。
これらは無駄だったわけではないのですが、結局やりたいことや将来の方向性みたいなものは見つからなかったんですよね。
なぜなら情報としては持っているけど、経験がなかったからです。
行動してみました
それに気がついてからの行動は結構早くて、とにかく始めてみようと考えて動きました。
まず自分の気持ちとやってみたいことを整理しました。
自分の気持ち
- 新卒で入社した仕事を一旦辞めて、得意なことや自分に合うと思えることをしたかった
ただそれがあまり具体的になっていなかったので、まず今までやりたいなと思っていたけどできていなかったことにチャレンジしてみることにしました。
してみたかったこと
- 海外に行きたい
- Web系の仕事に転職したい
- 英語を話せるようになりたい
振り返るとすごく漠然としてるのですが、上記のような感じでした。
そして、実際にそれを実現するためにはどうしたらいいか、考えて行動してみました。
やったこと
- 退職
- 海外に行く
- Web系のスクールで勉強
- 第二新卒でWeb広告代理店へ転職
- キャリアアップでIT企業のWebマーケティング職に転職
上記を順にやっていったという感じですね。
最初からやる内容を決めていたわけではなく、興味のあることから順にやっていきました。もちろん大変な時期もありました。
ただ最終的には望んでいた業界で働くことができていてハッピーです。
個人的には、スクールでWeb系のスキルが身についたのが大きいですね。
Webマーケティング系に興味のある方はおすすめスクール紹介しているので、よかったら参考にどうぞ。
【解決方法】まず自分のやってみたいことを書き出そう


というわけで、大切なのはまずは何かを始めることです。
さっそくやってみたいことを書き出しましょう。
向いている・向いていないは一旦無視でOKで、頭にあることを、目に見える形で、整理することが大切です。
ブレインダンプ(脳を吐き出す)という手法です。
やってみたいことが書けたら、フィーリングでいいので、その中から2〜3つくらいピックアップすると良いと思います。
そしたら、それをどうしたら実現できるのか、具体的にしていきます。
僕の例をみるとわかりますが、割とシンプルなことしかしていません。
- やってみたいこと:もっと自分にあった働き方をしたい
- でも今の仕事での実現は無理そう
- スキルを身につけて転職する必要があるな…
- スクールで勉強して転職しよう
シンプルですね。
※ただ、あまりにも生活に大きく影響があることは避けましょう。スモールステップが大事です。
ある程度やりたいことや方向性が見えたらスタートすると良いかと思います。
結局、大切なことは下記の3つかなと思います。
何がしたいかわからない時の解決策
- やってみたいことを書く
- やれる方法を考える
- やってみる
向いていないこともある
とはいえ、色々やってみたものの失敗や挫折も多々ありました。
そして結構辛かったりします。僕も結構色々うまくいっていませんでした。
- 雑記ブログで稼ごうと思い、ブログを立ち上げてみるも、100記事ほど書いて月1万ほどしか稼げず挫折
- YouTubeを始めてみようと動画編集を勉強するも挫折
- Web制作などでも少し稼げたが、コードを書くのがそこまで楽しいと思えず挫折
といった感じ。幸いにもその後Webマーケティング業界に未経験転職できて、今は楽しく働けているので結果オーライですが。
失敗したり上手くいかなかったり、自分に合わなかったりということは結構ありましたね。
ただその経験があるからこそ、やってて楽しいと思えた仕事や業界に転職できた気がします。
プログラミングに挫折した時の話は下記記事でも書きましたので、近い境遇の方はどうぞ。
「何がしたいかわからない」は時間が解決する。しかし、


ここまで書いてきてなんですが、今悩んでいる「何がしたいかわからない」というのは、正直時間が解決してくれると部分もあるかなと思っています。
例えば時間が経って30歳を超えると、今の悩みはなくなり、たぶん別の悩みを抱えているんじゃないかなって思ったりします。
- 結婚のこと
- 子供のこと
- 親の介護のこと
- キャリアのこと
例えばこんな感じ。
まあ先のことなので何とも言えませんが、割とありえるんじゃないかなと。
いずれにしても大切なことは、今の悩みに対してどう向き合うかかなと思っています。
余談ですが僕の場合は、将来もし子供ができて、その子供が何か大きな悩みにぶつかった時に、自信を持って伝えられることがあればいいなと思って、行動してます。
そういう意味では「したいことが見つからない」という悩みに対して、向き合わなかったら将来後悔しそうです。
なので、「まずはやってみる」みたいな心意気や心構えは大切かもしれないです。



まとめ
「何がしたいかわからない」という悩みの原因と解決策を書いてきました。
- 原因:情報はあるけど、行動が少ない
- 解決策:「やってみたいこと」をやってみる
最後に軽く補足をすると、「やってみたいこと」をやってみる時のコツは、ハードルを下げることかなと思います。
例えば筋トレで言えば、1日1回だけ腕立てをするとかからスタートする。どんなに忙しくても腕立て1回くらいならできますよね。歯磨きをする前とかにサクッとやっちゃえばOKです。
それで毎日腕立てを1回だけやる習慣がついてきたら徐々に回数増やしていくという流れです。
他にも何か資格を取るとかなら毎日とりあえず参考書を開いてみるとか、プログラミングを勉強したいならとりあえずPCを開くとかからスタートするでもいいと思います。
まずはちょっとずつ始めるのがおすすめです。
あとは最初からお金を書けすぎないことも大事かなと思います。本とか自己投資的なのはいいと思いますけどね。
まとめると、もし何か興味があることややってみたいことがあるなら、下記を意識して始めてみることをお勧めします。
- やることのハードルは低くしてから始める
- 無料でできる方法を探してみる
- 面白ければ継続
繰り返しますが、大切なことは「まずやってみること」です。
やりたいことが見つからないという方は、まず少しでも気になることからチャレンジしてみてください。そこから徐々に見つかっていくはず。
それでは。