どうも、ぺんです。
筆者の経歴
新卒でアパレル店員 → 第二新卒でインターネット広告代理店に転職 → IT企業にWebマーケターとして転職
この記事は、第二新卒でインターネット広告代理店に転職して、1年経った時に書いた記事です。
現在は更に転職してIT企業でWebマーケターとして働いています。
記事を書いた当時の文面は目次以降からになります。
なお、未経験からWebマーケティング業界に転職した際にやったことは下記の記事にまとめています。
「未経験だけどWebマーケターに興味がある」という方は是非そちらも合わせて御覧ください。
目次
Webマーケティング業界に転職して1年経ったので感想
僕はもともとアパレルで働いたのですが、第二新卒でWeb広告代理店に転職しました。
具体的な仕事内容としては、インターネット広告(いわゆるリスティング広告など)の運用や、Webサイトのアクセス解析など、Web上での集客に関わることが主です。
今回は転職して1年経ったので、働いてみての感想を書いてみようと思います。
約一年前の自分は転職するかどうか悩んでいたので、そんな頃の自分に向けてという意味も込めて書いてみます。
ちなみに転職前に自分が知りたかったことや悩んでいたことが下記のようなものだったので、今回はこういった疑問に回答する感じでQ&A形式で書いていってみます。
- 一年働いてみての感想は?
- Webマーケティングってどんな仕事?
- 広告運用の仕事内容はどんな感じ?
- スキルは身につく?
- 未経験でも転職できる?
- 転職して後悔してることは?
- 給料や福利厚生はどんな感じ?
- 副業できる?
- Web広告代理店ってブラックと聞くけど実際どう?
- プログラミングやデザインにも興味があるけどWebマーケはどんな感じ?
- 転職対策はどんなことをしていた?
一年働いてみての感想は?
率直な感想としては、新しいことを学び経験することのできたと思うのと、自分に合った働き方をするのは大切だなと感じた1年でした。
僕はもともとアパレルで働ていて、毎日店舗に出勤して接客をしたり、売場や商品在庫の管理したりなどの仕事をしていたのですが、Web業界に転職してからはガラッと働き方が変わり、完全にデスクワークになりました。
最初の2ヶ月ほどはオフィスに出勤していたものの、コロナが流行したことで3ヶ月目以降は完全にリモートワークとなり働き方がガラッと変わりました。
向き不向きはあると思いますが、僕はリモートワークという働き方は結構合っていたので、すごく働きやすくなりました。
というのもリモートワークだと社内外問わず、チャットをはじめとしたテキストベースでのコミュニケーションが多くなります。
僕自身は一度自分の頭で考えてチャットに書き起こしてからやりとりしたほうがコミュニケーションを取りやすくなるので、自分にあっているなと感じています。
それと転職してから、仕事において「何をしている時間が一番長いか」というのはとても重要だということに気が付きました。
今の仕事は、広告管理画面の数値を見る&作業をする、施策を考える、チャットコミュニケーション、レポート作成、たまにWeb会議といった感じです。
最初は慣れるのに少し時間はかかりましたが、慣れてしまえば結構集中して仕事に取り組めるので、個人的にはこの働き方は気に入っています。出勤がなくなったのがかなり大きいですね。在宅ワーク最高です笑
ただそういった働き方に抵抗があったり仕事がしにくいと感じる人もいたりすると思うので、仕事において、どんな環境で、どんな仕事を、どんな人と、どんな風にやっているのが向いているのかを知ることはとても大事だと思います。
就職活動や転職活動をする際は、行きたい会社で実際に働いている人がどんな環境でどのような働き方をしているかという点で、情報を集めたり、イメージをしておくと転職後のギャップが少し減るかなと思いました。
Webマーケティングってどんな仕事?
「Webマーケティングって結局どんな仕事してるの?」という人もいるかと思うので、簡単に紹介したいと思います。
Webマーケティングを一言で言うと、「インターネットを使って集客したり、販売したり、またはそれをするための戦略を練って、実行、改善していくこと」だと思っています。
商品やサービスを販売するための仕組みづくりですね。
僕自身はその中でもインターネット広告を通じた集客を行う、広告運用という業務を主に行なっています。
具体的な仕事内容に関しては、下記のnoteにも書いているのでよかったら見てみてください。こちらは転職してから1ヶ月ほどの時に書いたnoteです。
広告運用の仕事内容はどんな感じ?
Web上に広告を出したいクライアントさんがいて、それを社内の営業さんが仕事として受注してきます。
僕(広告運用担当)の仕事は、基本的に営業が受注してきたクライアントさんの広告の運用を行うというものです。
クライアントさんとしては、広告を出し、広告費以上の売上を上げることが最終目的になるので、広告運用者はその目的の達成にむけて試行錯誤していきます。
ざっくりいうと、インターネットを使っているユーザーに向けて、いつ、どこで、どんな人に、どういった媒体に、どんな広告を、どのくらいの予算をかけて広告出稿するかといったことを考えて、広告運用をしていきます。
結果として、かけた広告費よりもお客様の売上が上がればOK。
広告費が高くなってしまうのであればクライアントさんのビジネスにとってはマイナスですから、広告出稿設定を変えたり、LPの改善提案をしたり、はたまたサービスや商品についてもよりよくなるように議論していくわけです。(基本的には、広告出稿の設定回りの改善というのが広告運用者の主の役割になるのですが。)
スキルは身につく?
結論、かなり身につくかなと思います。
いろんな業界の広告を取り扱っているのですが、やっぱりビジネスにおいて集客というのはとても大切な要素だなと感じます。人が集まらなければ、どんなにいい商品やサービスであってもビジネスは成り立ちません。
そういった点で考えてもWeb広告を運用できるというスキルはかなり需要があると思います。
広告運用においても機械学習やAIといった技術は進歩しているため、単純作業自体は減っていっていますが、一方で現在はAIをいかに上手に利用して時間対・費用対効果を上げられるかや、商材やそれを使うユーザーのことを深く理解した上で、クリエイティブを作成したり、運用をしていくというようなことが求められています。
知的労働の要素が大きくなるため、難しい部分もある反面、考え方やスキルの土台をしっかりと確立できれば、単価の高い仕事になりえるかと思っています。
未経験でも転職できる?
会社による部分はもちろんありますが、十分可能かなと思います。
結構いろんな方が言っているのを耳にしますが、広告運用等は論理的思考ができる人である程度のポテンシャルがある方であれば未経験転職は全然可能だと考えています。
Web系の中でも比較的未経験転職しやすい職種じゃないかなと思います。
注意点としては、未経験を募集している会社に就職するとなると、ある程度給与が下がったり、福利厚生面が充実はしていない可能性は少なからずあるかなと思います。
僕も例に漏れず、前職より多少なり給与は下がりました。
一方で、スキルは身に付いてきている感覚はあり、本業では月数千万の広告費のクライアントさんを担当したり、個人で副業もしていたりするので、個人でも稼げるような力が身に付く仕事だと思っています。
未経験からWebマーケティング業界に転職した際にやったことは下記の記事にまとめています。
「未経験だけどWebマーケターに興味がある」という方は是非そちらも合わせて御覧ください。
転職して後悔してることは?
こちらは特にないですね〜。自分にあった働き方ができていますし、スキルが身についてきている実感もあるので、充実した毎日を過ごすことができています。
強いて言えば年収自体は下がったことくらいですね。ただそれほど大きなストレスは今のところ感じずに過ごせています。
給料や福利厚生はどんな感じ?
Webマーケターという職種自体の平均年収は悪くないかなと思います。
ただWebマーケティングはやることが幅広いため、どの業界で働くか、どのポジションにつくか、どんな内容をメインとするかなどで、給与は結構変わると思います。
ちなみに僕自身は今のところ代理店で広告運用担当として働いていますが、広告運用者の平均年収は400万円前後くらいかなと思っています。(肌感ですが)
それだけだとあまり高い感じはしませんが、運用スキルを副業に生かしたり、スキルを持って別の事業会社に転職したり、広告運用も含めたWeb施策のディレクションを行うポジションにいくなどすれば年収は上がるかなと考えてます。
僕自身の今後の課題だったり目標でもあります。
副業できる?
現在僕自身はブログを書いたり、広告運用関連の業務委託を受けたりなどの副業をしています。
同僚でも副業をしたりしている人は普通にいますし、Web系の会社であれば、副業を認めている会社は多いと思います。
また、スキル視点で考えてもWeb広告に関して言えば1年くらいで最低限のスキルは身につくので、それを元に副業をしていくことは可能かなと考えています。
Web広告代理店ってブラックと聞くけど実際どう?
もしかすると、Web広告代理店が結構大変というイメージを持っている方もいるかと思います。
実際どうかというと、確かに忙しい時期は3,4時間の残業はありますが、定時通りに帰れる日ももちろんあるので、他の仕事と比べて特別忙しい感じはしないです。
ただどうしても、所属している会社や部署、クライアントさんがどういったところなのかによっても業務量は変わってきます。
なので、その辺りは就職や転職を考える際に企業の口コミをみたり、リクナビNEXTやマイナビエージェントといった転職サイトやエージェントを通じてどんな働き方をしているか事前に情報収集した上で検討すると良いかと思います。
基本的に登録も利用も無料なので、やっておいて損はないはず。
最近はポジウィルといったキャリアコーチングサービスも無料の相談やっていたりするので、とりあえず受けてみるのもありな気がしますね。
プログラミングやデザインにも興味があるけどWebマーケはどんな感じ?
僕自身は、Webマーケティングの一種である広告運用をやっているのですが、とても楽しいです。
僕は過去に独学でプログラミング(コーディング)も少しやっていたのですが、どちらかというと、今の会社で広告運用をしている方が楽しいですし、得意だと感じています。
僕の感覚ベースですが、プログラミンやデザインは「作る」というクリエイティビティ的な要素が大きい感じがしていて、Webマーケティングは「分析・改善」という要素が大きい感じがします。
僕自身は後者の方が好きなので、今の仕事に就いてよかったと思っています。
ちなみに過去にプログラミングに挫折した話も書いているのでよかったらご参考いただければと思います。同じような人も少なからずいるはず。。
ただ、両者を比較するときに気をつけたほうがいいかなと思っていることがあります。
それはプログラミングやデザイン、マーケが別々で独立している仕事と考えるのはあまりよくないということです。
クライアントや自社のビジネスを伸ばしていくためにWebを活用していくという視点で考えた時に、それぞれの仕事で役割があり、それが連携していて、その上でどの部分を仕事としてやっていきたいかを考えることが大切だと考えています。
例えば、Webで集客するときには、Webサイトが必要ですし、それにはまずサイトのデザインをしますし、それを元にコーディングをします。
もちろんサイトを作っただけでは人は来ないので、SEO対策をしたり、広告出稿をするわけです。
こんな感じでそれぞれの仕事は繋がっているので、その意識を持っておくことは大切かなと思います。
転職対策はどんなことをしていた?
転職対策に関しては、別の記事やnoteにもまとめているのですが、ざっくりまとめると下記のようなのことを意識してやっていました。
通常の準備
- 職務経歴書&履歴書作成
- 転職サイト&エージェントに登録
- 面接対策(30問くらい問題を想定して、回答を言語化しておく。自分が話している姿を録画して何回か練習。カンペ棒読みにはならないように注意しながら)
職種や業種特化の対策
- PDCAを意識してブログやSNSを運営・運用し、それを面接で伝えられるように準備
- Web広告やWebマーケ関連の書籍を読んで、感想や学んだ内容をまとめておく
- 最近見た広告から気になったものを3つ、4つピックアップしてその理由も考えておく
上記のような感じです。
他記事にも転職に関することをまとめてたりしているので、よかったらご参照頂ければ幸いです。
まとめ
Webマーケ業界へ転職をしてからの1年の振り返ってみました。
定期的に振り返りをするのは大切ですね。いろんなことを学べた1年でしたが、反省点も結構あったので今年はもっと充実した1年にしていけるように頑張りたいと思います。
よかったことも、そうでなかったことも含めて今後はもう少しアウトプットを増やしていければと思ってます。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
それでは。
転職もありかなーと考えはじめている方へ
最後に簡単に僕が利用したことのある転職エージェントの紹介です。
転職の際はエージェントに履歴書と職務経歴書を添削してもらった上で、書類提出し面接に望みました。
下記のエージェントはどれもテレビCMしてるくらいには有名ですし、1つくらいは登録していて損はないかなと思います。
もちろんすぐに転職予定のない方でも使えます。
僕は転職活動を2回しているのですが、特にリクルートエージェントとビズリーチ(経由でワークポート)にお世話になりました。フルリモートの求人を探していたのですが、自分で探すのは難しく、エージェントに相談してみたところすぐに5つくらい出してくれて、そこでいいところがあったので転職することにしたりという経験もあります。
- リクルートエージェント
→ 求人数が多いのでいろんな選択肢から企業選びやすい。非公開求人が多いのでエージェントに登録して紹介してもらうと良い。
- ビズリーチ
→アカウント作って履歴書・職務経歴書登録しておくと企業から直接声かけてもらえたり、転職エージェントからアプローチがある。企業は大手・ベンチャーもどっちからも来るのでおすすめ。
- マイナビエージェント
→ 第二新卒や20代~30代前半など、転職経験が少ない方向け。個人的に初めて転職する人にとてもおすすめ。
- DODAエージェント
→公開求人が多いのでとりあえず登録しておくと良い。エージェントとしてではなく、転職サイトとして使うだけでも良い。
特にビズリーチはカジュアル面談のような形で企業側からも声をかけてもらえたりするので、個人的には本格的に転職活動を始める前に登録しておくのがおすすめです。
よかったら利用してみてくださいね。