- カスタムアフィニティとカスタムインテントってどこから設定するの?
- カスタムオーディエンスって何?
こんな疑問に答えます。
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どうも、ペンギンです。
大手Web広告代理店で広告運用&ディレクターをしています。
今回は 「カスタムアフィニティとカスタムインテントがカスタムオーディエンスに統合された話」 について書いていきます。
結論として、カスタムアフィニティとカスタムインテントは、カスタムオーディエンスに統合されました(アカウントによってはまだ)。
なので、今後はカスタムアフィニティ・カスタムインテントは管理画面で設定できなくなっていくでしょう。
ちなみにカスタムアフィニティとカスタムインテントは今後は徐々に使わなくなっていくかもしれませんが、マーケティングファネルを考える上で非常に重要な考え方だと思うので、それぞれの違いについては、また別の記事に簡単にまとめようと思います。
カスタムアフィニティ・インテントはカスタムオーディエンスに統合
カスタムアフィニティ、カスタムインテントについてですが、最近の管理画面を見ると、この2つは選ぶことができなくなり、カスタムオーディエンスの設定として統合されています。(アカウントによってはまだ更新されていないのもある)
詳細について、下記のGoogle広告のヘルプページをもとに解説していきます。
Google広告ヘルプページ
以前は、カスタム インテントまたはカスタム アフィニティ カテゴリを作成していました。新しいカスタム オーディエンスでは、もうその必要はありません。キャンペーンの目標とキーワードに基づいて、それらのシグナルすべてがシステムで解釈され、リーチ、比較検討、パフォーマンスに合わせて調整が行われます。
カスタム オーディエンスについて
つまり、
カスタムオーディエンス(URLorキーワードで設定)×キャンペーン目的
でアフィニティよりのターゲティングになるのか、インテントよりのターゲティングになるかが決まるわけです。
ちなみに少し前までは、下記の記事を参考にしていただければわかるのですが、カスタムオーディエンスを作成する際に「カスタムアフィニティ」か「カスタムインテント」かを選ぶことができていました。
>> 知っている人だけが得をする。”カスタムアフィニティ”と”カスタムインテント”
現在は、それを選ぶ必要がなくなり、関連のあるURL、もしくはキーワードを入力することで、あとはキャンペーンの目的に合わせてターゲティングをしてくれるようになったわけです。
キャンペーンの目的とは
キャンペーンの目的というのは、キャンペーンを作成する最初のタイミングで選べる項目です。

キャンペーンの目的が認知拡大なのか、ウェブサイトへのトラフィックなのか、見込み顧客の獲得なのかなどを選ぶことができます。
カスタムオーディエンスをもとにその目的に合わせて自動的にターゲティングしてくれるわけです。 すごい便利。
カスタムアフィニティ・インテントを使っている人の今後の対応
すでにカスタムアフィニティやカスタムインテントを使っている人は、新しくカスタムオーディエンスを設定する必要はないです。
すでにカスタム インテントとカスタム アフィニティを基にオーディエンスをターゲットにしている場合は、特に何もする必要はありません。これらのオーディエンスは自動的にカスタム オーディエンスに移行されます(なお、カスタム オーディエンスに移行しても、既存のリストのパフォーマンスや機能が失われることはありません)
カスタム オーディエンスについて
カスタムアフィニティもしくはカスタムインテントを使っていても、自動的にカスタムオーディエンスに移行されるようなので、別途対応などは必要ないみたいですね。
安心。
まとめ
今回は「カスタムアフィニティとカスタムインテントがカスタムオーディエンスに統合された話」を書きました。
Googleのプロダクトは頻繁にアップデートがあるので、気になることがあったらヘルプページを覗いてみたり、都度検索をかけて最新情報をキャッチアップすることが大切ですね。
今回のトピックであるオーディエンスやターゲティングに関わる部分は、Google広告をはじめとした運用型広告の根幹となる部分なので、ぜひ頭に入れておいてもらえたらと思います。
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