- 退職を考えているけど転職先がまだ決まっていない。
- 転職先が決まってから退職の方がいい気はするけどどうなんだろう。
- 転職の進め方や退職のタイミングについても知りたいな。
こんな悩みに答えます!
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この記事では、転職先が決まってから退職した方がいいのかどうかについて考えていきたいと思います。
結論としては、状況によって転職先が決まる前に辞めてOKな人と、転職先が決まってから辞めた方がいるのですが、その理由や転職時・退職時の注意点についても書いていきたいと思います。
ちなみにこの記事を書いている僕は、新卒で入社して3年働いた会社を転職先を決める前に辞めました。
その時苦労したことや、それとは逆に転職先を決める前に退職するメリットみたいな部分も、経験談を踏まえて紹介できればと思います。
目次
転職先が決まってから退職の方がいいケース

まず、転職先が決まってからの退職の方がいいケースについて書きます。
下記のいずれかに当てはまる人は転職先が決まってから退職した方がいいと思います。
- 収入を途絶えさせたくない人
- 周りからの目が気になる人
上記の2点ですね。
もう少し詳しく書いていきます。
収入を途絶えさせたくない人
まず1つ目に関して、転職先を決めずに退職してしまうと、無職期間が発生してしまいます。
この期間はこれまで会社負担があった、社会保険料が基本全て自己負担になるので、収入が途絶えるだけでなく、支出も思った以上に増えます。
家賃などの固定費によりますが、一人暮らしだと月10万円以上はかかるイメージです。実際は12~15万円くらいがリアルな数字ではないかと思います。
貯蓄があり一時的に収入が途絶えても問題ない人は退職後に転職先を探してもいいかと思いますが、そうでない場合は、先に転職先を決めた方が無難でしょう。
周りからの目が気になる人
2点目に関して、転職先を決めずに退職すると、現実問題として周りからの目は厳しくなると思います。
もちろん仕事が原因で体調を崩してしまって働くのが厳しとかなら仕方ないですが、そうでない場合はフリーになってしまうと、家族や親戚などからも冷ややかな感じで当たられてしまう可能性はあります。
僕の場合もそういったことも多少なりともあったので、周りの目や声が木になる人は、きちんと転職を決めてから退職の方がおすすめです。
転職先が決まる前に退職してもいいケース

次に転職が決まる前に退職してもいいケースについて書いていきます。
ちなみに僕は退職してから、フリーの期間を経てから、転職しました。
詳しい経験談については別記事にも書いているので、転職決まる前に会社辞めた人の経験談の一例として気になる人は参考にしてみて頂ければと思います。
>> 26歳で初転職しました。転職の理由や進め方まとめ【第二新卒向け】
辞めて後に転職してもOKな人は下記の人だと考えています。
- 貯蓄がある人
- 周りの目に耐えられる人
- 辞めた後にやることが決まっている人
上記の3つです。
1つ目と2つ目に関しては、先ほど紹介したケースの逆を考えてもらえればOKです。
貯蓄がある人
例えば、1つ目の貯蓄に関しては目安は半年生活できるかどうかで、金額で言えば100万円以上貯蓄があれば問題ないかなと考えてます。
その間に収入を得られたり、転職先を決められたりできればOKです。
自分で事業にチャレンジしたり、フリーランスとして活動するのもいいでしょう。
周りの目に耐えられる人
2つ目の周りの目に関しては、スルーしてもいいですし、関係が悪化しそうであればきちんと自分の考えを伝えるようにすればいいと思います。
このあたりに関しては、あなたの人生なので周りの人が口出しすることではないかなと思います。
辞めた後にやることが決まっている人
個人的には、3つ目が結構大切だと思っていて、それは「辞めた後にやることが決まっている」です。
転職先が決まっている人は、辞めた後もすることが決まっていますよね。
ただ、転職を決めずに退職する人は、仕事を辞めた後に何をするかを自分で決める必要があります。
そして、それを自分で決めることができるのが、転職先を決める前に辞める最大のメリットだと思います。
将来について1ヶ月間じっくり考えてみるでもいいですし、留学して英語のスキルを身に着けるでもいいですし、しばらくバイトで生活費を稼いで残りの時間をこれからやりたいことに充てるとかでも何でもOK。
自由な時間が増えるので、自分の生きたい生き方に近づけるチャンスじゃないかなと思います。
在職時の転職活動の進め方

転職先を決めてから退職したい人は、当たり前ですが在職時に転職活動を進める必要があります。
転職までには下記の3ステップが重要だと考えています。
- いきたい業界と職種を決める
- 転職サイトで求人情報を調べてみる
- 転職エージェントを上手に利用する
転職の進め方については、下記の記事で詳しく書いているので、
これから転職を考えているけど何から始めたらいいか分からないという人は、一読するとイメージが湧きやすくなると思います!
転職活動時の注意点


ここでは、転職活動の際に注意すべきことについてはまとめてみました。
社内の人には話さない
ちなみに転職活動中の注意点としては、むやみに社内の人に相談しない、話さないことです。
確実に信用、信頼できる相手ならいいですが、それ以外はやめた方が無難です。
転職することをよく思わない人がまだまだ世の中には多いのは事実だと思いますし、活動中に引き止めに会う可能性もあり、転職活動が進みにくくなるケースもあると思います。
社内の人に相談できないと難しいこともあると思いますが、その場合は家族や友達に話してみたり、転職エージェントに会社での立ち振る舞いについて相談するのもありです。
この辺りは、転職、退職を考えている際は注意した方がいいと思うので、頭の隅に置いておいてください。
退職を伝えるタイミングについて


最後に退職を伝えるタイミングについて書きたいと思います。
結論としては、退職希望の日の1~3ヶ月前が無難です。
退職時の申し出については、就業規則などに基本的には載っていると思うのでチェックしてみてみるといいでしょう。
就業規則を見るのが難しい場合でも、基本的には民法上、退職願いを提出後2週間経過すれば会社の合意なく退職はできるとのことです。
一方で、円満退社を望むなら会社の事情も考慮して、退職するタイミングを相談してみてください。
退職時の注意点については、下記記事に載っているのでチェックしてみてください。
退職に必要な期間とは?流れと時期から考える最適な退職のタイミング
まとめ
転職先が決まってから退職した方がいいのかどうかについて考えてまとめてみました。
転職は人生での大きな選択のひとつなので、焦らずにじっくりやりたいものですよね。
そう考えると、在職時の転職活動は難しい部分もあるので、一度辞めてから退職するのもいいかもしれませんね。(僕はそのケース)
ただ、すぐに退職はリスキーだと思うので、まずは自分なりに今後どうしていきたいのかについて考えたり、転職サイトで求人を見てみたりするところから始めるといいかなと思います。
このブログでは、Webマーケティング以外にも、転職のことや、副業のことについても書いているので、ぜひ他の記事も参考にしてみてください!
それでは!