海外で働きたいけど、就職や転職ってどうやってすればいいんだろう
現地採用も検討しているけど、メリットやデメリットを知りたいな
駐在員と現地採用の違いって何?
こんな悩みに答えます!
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どうも、ペンギンです。
僕は大手企業3年→フリーランス→留学→海外就職という道を歩んできています。
僕は現在、フィリピンで現地採用で就職して、働いています。
会社員として海外で働く方法は大きく2パターンあり、現地採用もしくは駐在です。
駐在というのは、日本で企業に就職した後に、海外支社がある国へいって働くことになります。
一方で現地採用は、就職を海外でします。就職先は現地企業や外資系のこともあれば、日本企業の海外支社という場合もあります。
そのほかにも、現地採用と駐在には違う点があるので、この記事では僕自身の経験を踏まえながら現地採用で働く視点から、現地採用のメリットとデメリットについてまとめていきたいと思います。
目次
現地採用のメリット
海外で現地採用で働くメリットは主に下記の3点だと考えています。
- 好きな国で生活することができる
- 語学力が向上する
- 大手企業にも入りやすい
具体的に解説していきます。
メリット①:好きな国で生活することができる
現地採用の一番大きなメリットは「好きな国で暮らせること」だと思います。
駐在員の場合だと、会社が指定した国に行くことになるので、自分で行きたい国を選ぶことはほとんどの場合できません。しかし、現地採用だと自分でその国で就活するわけですから、好きな場所で働くことが可能になります。
就職する前に先に短期間だけでも滞在して、その国が気に入ったら、そこで就活するという手段が取れるわけです。
メリット②:語学力が向上する
語学力が向上する 2つ目のメリットは、語学力の向上です。
その国に住むわけですから、やはりその国の言葉を多少なりとも話せる必要があります。たとえ、現地の日本企業に就職して、仕事でその国の言葉を使わないにしても、日常生活では話す場面があるはずです。
逆に言えば、外国語を話せないとしても、現地の日本企業に就職して、そこで語学を学ぶということも可能なわけです。
メリット③:大手企業にも入りやすい
3つ目のメリットとして、大手企業にも入りやすいというのが挙げられます。
例えば、海外拠点はあるものの人手が不足しているという日本企業もあり、そういった企業は現地でも採用を行っているケースがあります。
日本での就職が難しい大手企業だとしても、現地で就職してそこで成果を上げて、日本に行くというパターンの人もいたりするので、海外で働いてみたいけど、最終的には日本に戻ることも検討したい人は、そういったキャリアを考えるのもありなのではないかと思います。
現地採用のデメリット
次に現地採用のデメリットについてです。
- 現地の給与水準によっては給料が下がる可能性がある
- 国によっては生活の質が落ちる
デメリット①:現地の給与水準によっては給料が下がる可能性がある
さきほど、メリットで大手企業にも入りやすいと書いたのですが、注意点として現地の給与水準によっては給料が下がる可能性があります。
企業側の視点で考えると、人件費を安く人を雇うために、海外拠点を置くことがあります。これは外国人だけでなく、日本人も含めてという意味です。
駐在員の場合は、あくまで日本の給与水準に合わせて給与の支払いがありますが、現地採用では、日本の給与水準とは違う場合も多々あり、物価が高い国では比較的給与も高く、低い国ではそれに合わせて給料も安くなる傾向にあります。
デメリット②:国によっては生活の質が落ちる
2つ目のデメリットとして、国によっては生活の質が落ちる可能性があります。
海外に住んでみて思うのですが、やっぱり日本はとてもきれいで住みやすい国だということです。医療も整っていますし、お店や公共交通もきれいですし、時間もきっちりしています。
一方で海外に住むと、日本のあたりまえは多くの場合通用しないので、最初は少しそのギャップに驚いたり、それがストレスになることもあると思います。
まあ正直、人間ある程度時間が経ったり、経験を重ねると慣れてくるので、それほど大きな問題ではないと僕自身は考えているのですが、人によっては耐えられないみたいなこともあるので、その点は注意していただけたらなと思います。
現地採用:その他・税金と保険のこととか
そのほか、海外に住むうえで気になりそうなポイントを箇条書きにしてみました。
- 保険は基本的に会社が推奨する現地向けのものに加入
- 日本の住民票は抜くので、社会保険料の支払いは無し
- 国民年金への加入は任意
- 住む場所などは会社と相談すればOK
- ビザなどは会社経由で申請してくれるケースが多い(気がする)のでそれほど心配しなくてOK
上記のような感じです。
もちろん、行きたい国や企業によってもケースバイケースなので、自分自身でもチェックしてみてください。
現地採用で働くうえで大切だと思うこと
最後に現地採用で働くうえで大切だと思うことについて少し書こうと思います。
僕は、海外で働くときに大切なのは「目的」だと思います。
日本を出て海外で働くというのは、多少なりとも身の回りの人とは違った選択をしているはずです。しかし、そこの選択の背景や目的がぼんやりしていると、モチベーションが維持しにくくなったり、海外生活でストレスを抱えてしまって挫折、という風にもなりやすくなる気がします。
ここでいう目的というのは、「海外を楽しむ」でもいいし、「英語を話せるようになる」でもいいし、「とりあえず日本を出て海外経験をする」でもなんでもいいです。
とにかく自分なりに言葉にしてみて、なんで海外就職したんだろう?って自分で自分に疑問を感じたきに、その理由を振り返ることができればいいかなと思います。海外にいると少なからず、不安になったり、悩んだりすることがあるので、自分なりに「目的」という軸をしっかり持っておくことが大切です。
まとめ
海外で働きたいと思った時に、現地採用で就職するのは1つの手段としてありだと思います。
僕自身、日本で3年働いて、現在は海外で働いていますが、やっぱり違う国で働いたり、暮らしたりするのはとても楽しいですし、自分の人生をより魅力的にすることができると思います。
海外での生活・仕事に憧れている方は、ぜひ現地採用で就職するという手段も検討してみてはいかがでしょうか。
それでは。