転職するまでの流れを知りたい
円満退職して、転職を成功させたい
この記事では、アパレルを辞めたい・転職したいと考えている人向けに以下の内容を書いています。
- アパレルは辞めたほうがいいのか
- アパレルを辞めたいと思ってから転職するまでの具体的な手順
実際の体験談なども盛り込んでいるので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
本当に辞めたいか、辞めたい理由をはっきりさせる

アパレルの仕事は長時間勤務も多く、給料も比較的低い業界なので、辞めたくなってしまうことは誰にでもあると思います。
仕事を辞めたり、転職することは、大きな決断になるので、かなり悩みますよね。
しかし、大切なのは一時的な感情に流されずに、一度冷静になってその気持ちが本当なのかはっきりさせることです。
目安としては3ヶ月〜半年で、その間に悩んでも気持ちが変わらないようであれば、退職や転職を検討し始めてもいいと思います。
もし、悩んでいるけど、答えがなかなか出ないという人は下記の記事を参考にしてみてください。
- 辞めるべきかどうか。辞めた後の話
- 「やりたいこと」と「やりたくないこと」について
などについて、解説しています。
転職先を具体的に検討する


ある程度やめるという気持ちが固まってきたら、今度は実際に辞めた後に仕事があるかどうか、転職できるかどうか、具体的に仕事先を探すステップです。
転職の方法としては、大きく2つあります。
- 自力で求人を探して転職活動を行う → 求人・転職サイトを利用
- 自分の求める条件に合わせて求人を紹介してもらう → 転職エージェントを利用
転職サイトやエージェントに登録すると、いろんな求人情報を見ることができ、実際に世の中に多くの仕事があることが実感できると思います。
情報を得ることは、自分の人生の選択肢を増やすことになるので、予め登録しておいて損はないでしょう。
転職サイトと転職エージェントの違い
転職活動を始める際のポイントですが、転職サイトとエージェントで進め方が異なります。
転職サイトは求人情報が乗っているだけなので、その中から自分で求人を探して、自分で応募して、転職活動を進めます。
書類の作成や、面接の対策や日程調整も全て自分で行います。一人でやることが増えますが、自分のペースで転職活動を進めることができます。
一方で、転職エージェントの転職活動は、専任のキャリアアドバイザーの方がついてくれて一緒に転職活動を進めることになります。
事前に面談を行い、あなたの強みや、希望の条件などに応じて、数ある求人の中から、あなたにおすすめのものをピックアップして紹介してくれます。
良くも悪くも、アドバイザーの方と転職活動を進めていくので、自由度は少し低くなりますが、自分一人でやることが減ります。
そのため、本業が忙しくてなかなか転職活動の時間が取れないという人や、転職が初めてという人におすすめです。
下記の記事では、転職サイトとエージェントの違いについてさらに詳しく解説しています。まだ使ったことがなくて、よく分からないという方は、参考にしてみてください。
転職活動を進める


アパレルの転職活動で、多い悩みが「自分にどういった強みがあるか」や「どのような場所に転職できるか」というもの。
転職の際には、職務経歴書や面接を通して必ずあなた自身を自己PRする場面があります。
アパレルでは、専門性の高いスキルは身につきませんが、あらゆる仕事の土台となる、「コミュニケーション力」や、「接客を通じて相手の立場に立つ力」が身につきます。
また、店長経験がありマネジメントの業務を行ったことがある人は、別のブランドでも店長職やマネージャー・リーダー候補としてのポテンシャルがあるはずです。
こういった強みを、転職したい企業に合わせて、自信を持ってアピールすればOKです。
具体的な強みやアピールの仕方は、下記の記事で紹介しています。例文も掲載しているので、ぜひチェックしてみてください。
退職日と転職日の決定


転職したい企業から内定がもらえたら、残るは転職先に入社する日と、退職日を決定することです。
ポイントは、二重就労にならないように、退職日と入社日が被らないようにすることです。
内定が決まったら出来るだけ早く、まずは直属の上司にその旨を伝え、退職日と転職先の入社日を決めましょう。
伝えてから入社までの目安の期間は3ヶ月〜半年を見ていれば、現職の職場に対しては親切だと思います。
転職の意向を伝えて1ヶ月後に退職だと、流石に迷惑がかかると思うので。
加えて注意点は、アパレルは閑散期と繁忙期の忙しさがあからさまに違うので、繁忙期の退職は避ける方が無難です。(ご存知かとは思いますが)
円満退職のコツ
最後に円満退職のコツを2つ紹介します。
- 転職の理由をポジティブに伝えること
- 持っている仕事は丁寧にやりきること
退職の理由は必ずポジティブに伝えましょう。
もし実際は、仕事が辛かったり、人間関係が嫌だったとしても、円満退職には、多少なりとも本音と建前は大切です。
仮にネガティブな部分に触れたとしても最後は、「転職後にどうなりたいか」など、未来に対してのポジティブな気持ちを語った方がいいです。
2つ目は「持っている仕事は丁寧にやりきること」です。
たまに、「どうせ退職するからいいや」という方がいますが、やるべき仕事はきちんとやりきってから退職することをおすすめします。
なぜなら、今の世の中、いつどこで元職場の人と繋がるかわかりませんし、良からぬ噂や自分にとって不利益になることもすぐに伝わってしまうことがあるからです。
そのため、退職間際に手を抜いて信頼関係を損ねてしまうよりは、仕事をやりきって気持ちよく終えた方が、双方にとっていいです。
モチベーションは上がりにくい人もいるかもしれませんが、最終出勤の日まで頑張ってもらいたいと思います。
ちなみに僕の経験談から言えることは、もうすぐ退職だと考えると、忙しい接客の仕事も意外と楽しめたりしますよ。
円満退職のコツは下記の記事でも紹介しています。
【補足】働き方は多様化し、転職は珍しくなくなる


退職や転職は、人生においても大きな選択、決断の1つだと思います。
しかし、これからの世の中では、徐々に転職の風潮が強くなると考えられます。
なぜなら、政府としても働き方改革を進めたり、副業解禁している上、日本でも時価総額トップクラスのトヨタでさえ、終身雇用は難しいと言っているからです。
そして、日本では人口の減少も相まって、転職は比較的売り手市場です。
どの企業も慢性的に人不足になりがちなので、多くの良い人材を採用し、経営を安定させようと考えています。
そのため、これからは今まで以上に転職活動は活発になっていくと考えられます。
もちろん本質的には、自分自身の市場価値を上げておくことが大切ですので、そこは勘違いしないでくださいね。
アパレルからの転職の方法と手順のまとめ
- なぜ辞めたいか、辞めたい理由をはっきりさせる
- 転職先を具体的に検討する
- 転職活動を始める
- 転職活動を進める
- 退職日と転職日の決定
- 円満退職のコツ
初めて、退職や転職はする人は、わからないことや不安なことも多いと思います。
ですが、自分と真剣に向き合いつつ、1つ1つ情報を集めて、考えて行動すれば、人生は変わります。
一番よくないのは、ただ漠然と悩み続けることだと思うので、少しずつでも行動することから始めてみてください。
この記事が少しでも、役に立てれば幸いです。
それでは!
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