- アパレルの店長の仕事がキツすぎる。
- 店舗を上手くまわすためにはどうしたらいい?
- 仕事が大変すぎて転職も視野に入れたい
こんな悩みに答えます!
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アパレルの仕事ってすごく大変ですよね。
特に店長の仕事は、膨大で、業務内容も様々です。
売上のことや、売場や在庫のこと、人の採用や育成など、店舗に関わる全てのことに気を配らなければなりません。
加えてスタッフとも信頼関係を作り、うまくやっていかないと店舗も回らないので、常に人間関係にも気をつけておく必要があります。
僕は店長経験者ではないのですが、店長を目指しながら働いていて、店長代行まで経験しました。
略歴
- アパレルでアルバイト〜正社員として3年半勤め、4店舗を経験
- 60名規模の店舗で店長代行を経験
これだけでもとても大変だったので、さらに責任の重い店長の凄さを実感します。
結局僕はアパレルを退職したのですが、3年半で4店舗経験して、8人の店長と仕事をしてきました。
退職後も繋がりがあり、当時の話などをしたりすることもあります。
この記事では
- 「多くの店長と仕事をしてきた中での気づき」
- 「店長経験者に聞いた店長として仕事をする上でのポイント」
をまとめました。
僕自身は、店長未経験者なので恐縮ですが「お世話になった店長の話」を元に書きました。
よかったら参考にしてみてください。
この記事の内容
- 店長の仕事が辛い理由
- 仕事を楽しんでいる店長の共通点
- 店長職が辛い時の3つの解決策
目次
アパレル店長の仕事で辛いこと
ここでは、僕自身が経験したことや、一緒に働いてきた店長たちの仕事をみた中で、店長職で辛いことを具体的にあげました。
- 業務量・仕事内容が多い
- 責任が多い・広い
- 人間関係が難しい
業務量・仕事内容が多い

店長職は、仕事量が多く、内容も多岐に渡りますよね。
- 売上利益管理
- 売場管理
- 在庫管理
- 人事管理
- 商品管理
この仕事量をこなさなければいけないので、正直かなりハードな仕事のはずです。
責任範囲が広い
そして、店長になり、一番変わるのは「責任があること」だと思います。
例えば「売上」の責任があります。
店長は、店舗で成果(売上)を上げなければいませんよね。
ディベロッパーにテナントとして入っている店舗だと、毎年一定の売上をクリアしないと、撤退の可能性もあると思います。
そのため、店舗を守るための責任や実績が求められます。
人間関係
店舗内のスタッフが働きやすい人間関係を作っておくことも大切です。
しかし、先ほども書いた通り、店長には責任があるので、店舗の売上を上げるためにもスタッフに厳しく要求しなければいけない時もありますよね。
店舗を守るために要求するものの、それが上手く伝わらないと、スタッフから「忙しすぎる」「もっと休みが欲しい」などと否定的な意見を言われることもあると思います。
そんな中でも成果をきちんと上げなければいけず、エリアマネージャーなど、上の人からのプレッシャーをかけられることもあるので、本当に大変ですよね。
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店長職で大変なことをみてきました。
では、逆に店長を楽しんでいる人はどんな人なのか、楽しむためにはどうするべきなのかを考えてみます。
仕事を楽しんでいる店長の共通点とは

僕は4店舗経験し、8人の店長と仕事をさせてもらっていたのですが、1人1人の働き方は多様だと思いました。
そして、特にうまくいっていた店長の共通点は「自分のスタイルにあった働き方をしている人」でした。
ここでいう自分にあった働き方をしている人というのは、「自分の強みを自分で認識し、それを伸ばしている人」のことです。
僕自身、そういった店長の元で、店長代行をしていた時の店舗が営業成績全国一位になったことがあります。
その時の店長はとにかく売場作りに強い人でした。
スタッフとはそこまでたくさん関わるというタイプではなかったですが、売場に対する熱意がすごく、それにみんながついていったという感じです。
僕は店長を目指しており、ありがたいことに、気にかけてもらっていたので「〇〇さんの強みは何?」と聞かれることもありました。
僕はすぐには答えられませんでしたが、その人は自分自身の強みを認識して、そこを伸ばすことで成果につなげていたのだと思います。
この経験から、大切なのはまず「自分の強みは何なのか、自分で知っておくこと」なのだと思いました。
店長の仕事が辛い時の3つの解決策

結論としては、解決策は下記3点です。
- 自分自身の棚卸をしてみる(強み・弱みを理解する)
- 自分にあった仕事やその方法を探してみる
- 他の仕事など、選択肢を広く持つ
自分自身の棚卸をする
あなたはの強みは何ですか?
この機会に自分自身を振り返って、自己分析をしてみてみるのがおすすめです。
就職活動の時にも同じようなことをしたことがあるかもしれませんが、実は社会人になってからの自己分析の方が大切だと思っています。
これが出来ていてる人が成果を出しやすく、またそれが成功体験になって、楽しく仕事を出来ていると感じます。
逆にこれが出来ていないと、いつまでたっても仕事が辛いままですし、続けたくなくなってしまいます。
加えて、自分の強みを知る上では自己分析と同時に、客観性も大切になります。
最近は、様々な自己分析サービスが無料で利用できたりするので、ぜひ試してみてください。
自分では気づかなかった強みが見えてくるかもしれませんよ。
個人的にオススメはグッドポイント診断という強み分析のサービスで、無料で使えます
結果はこんな感じ。

こういった自分の強みを18種類の中から5つピックアップしてくれます。
自分にあった仕事やその方法を探してみる
自分の強みがわかったら、仕事の仕方を少しずつ変えてみるといいでしょう。
大きく変えるのはなかなか難しいと思うので、まずは小さく初めてみるのがポイントです。
例えば僕の場合は「柔軟性」が高かったので、そこを伸ばすことを意識すると仕事が上手くいくようになりました。
具体的には、下記のような感じです。
- スタッフとのコミュニケーションの回数を増やす
- 現場の声を、売場に反映する
とてもシンプルなことですが、これが結構効果的でした。
一度立てていた計画や売場のレイアウトも、「柔軟性」を持って変えていくということです。
自分の強みに合わせて、ちょっとした工夫を積み重ねてみてください。
他の仕事など、選択肢を広く持つ
僕自身は、強みや得意なことを自己分析した結果「アパレルに向いてないな」と結論づけたので退職しました。
アパレルを続けることだけが正解ではなく、転職した方が成果を出しやすい場合もあるはずです。
そのため、今の仕事や店長の仕事・立場が辛いなら転職という1つの選択肢も考えておけば、気が少しラクになるのではないでしょうか。
もし転職もありかな?と思った方はこちらの記事に転職のポイントなどについてもまとめているので、よかったら参考にしてみてください。
まとめ:自分にあった仕事の仕方を考えてよう
- 自己分析、客観的に自分の強み・弱みを見てみる
- 自分にあった仕事のやり方を探そう
- いっそ仕事を変えてみるのもあり
正直世の中にはとてもたくさんの仕事があるので、自分にあった仕事を探してみるのはとても大切です。
最近はトヨタの社長が「終身雇用は限界」と話されていたように、1つの会社に長くいる時代ではないと思います。
なので、今からでも
- 自分はどんな強みあるのか
- どんな仕事が向いているのか
- 世の中にどんな仕事があるのか
などを今のうちから調べておくことが大切です。
その上で、選択肢を広げておくのがいいと思います。
店長の仕事は責任も多く大変だと思いますが、今のうちから様々な選択肢を考えておいて頂ければと思います。
それでは!
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人気記事アパレルから転職する方法と手順まとめ 人気記事「もう疲れた。人生休みたい」という人へ。人生の休息を取った僕が休む方法を伝えます【おまけ】アパレル店長経験は他の企業でも強みになる話
アパレルでは、他のどの企業でも活かせるスキルが身につくと思います。
なぜなら、どの企業でも求められることは下記のスキルだからです。
- モノやサービスを売るスキル
- コミュニケーションスキル
アパレル経験では、上記の2つのスキルが身につきやすいと思います。
この2つのスキルを強みにして、しっかりと自己PRしていきましょう。
詳細は下記の記事でも紹介しているので、参考にしてみてください。