・辞めようか悩んでいる
・辞めたら生活できるか不安
僕は新卒で入社したアパレル企業に3年間勤め退職し、現在はWebサイトを作ったり運営したりする仕事をしています。
2年経った頃に一度辞めたいと考えましたが、決心がつかず1年間過ごしてから退職しました。
そこでこの記事では、僕が「辞めたいと思った時に聞きたかったこと」について書きました。
辞めようか悩んでいる人へ伝えたい3つのメッセージ
- 辞めるべきかどうか。辞めた後の話
- 「やりたいこと」と「やりたくないこと」について
- 人生は長いようで短い話
1年早くこれを聞いていれば、もっと早く辞めていたと思います。
今現在、辞めたいと悩んでいる人の参考になれば嬉しいです。
目次
辞めるべきかどうか。辞めた後の話

先に僕が辞めた理由を簡単にお伝えします。
僕は3年間働いていましたが、「仕事が合わないな」と感じて退職しました。
具体的には以下のようなことを感じていました。
- スキルが身につきにくいこと
- 店舗内の社内政治が正直めんどくさい
- シフト制のライフスタイルを将来続けたくなかった
しかしそう思いつつも、「退職して本当に生きていけるのか?」ということが不安で辞めることはありませんでした。
周りの人に相談しても、9割くらいの人には反対されたので、不安も大きかったです。
僕と同じように、仕事を辞めたいと考えている人は「辞めても大丈夫なのか」と不安だと思います。なので、実際に辞めた後どうなのか?ということを少し紹介します。
辞めても大丈夫?辞めてよかったこと
- 生活リズムが規則的になった
- 人間関係でのストレスがほとんどなくなった
- 自分の得意な仕事をしている実感がある
結論から言うと、アパレルを退職してよかったと思っています。
自分の好きじゃないことを1日8時間もやるのは本当にキツイです。
そういったストレスから解放されるだけでも、幸福度は上がります。
その上現在は、自分の好きなことや得意なことができているので、辞めてよかったと感じています。
辞めて大変なこと
・周りからの視線が少しだけ痛い
・月収はやや減少
もちろん、よかったことだけじゃなく、辞めて大変なこともあります。
もともと務めていた企業が大手で店長代行の仕事もしていたので、それほど給料は悪くはなかったんですよね。
だからそういう会社を辞めると、周りから色々ネガティブなことを言われたりしました。
あと、実際辞める前と比べると月収も若干下がっています。
ですが、今は好きな仕事ができていますし、しかも将来性がある仕事(スキルがつく)をやっているので、目先の収入ではなく長期的な目線で見ると、不安なども正直ないですね。
「やりたいこと」よりも「やりたくないこと」を考えてみる

過去の僕がそうだったのですが、今の仕事が合わないと感じつつも「自分のやりたいこと」が無いので、辞めた後の未来が見えないんですよね。
だから辞めようにも辞められなかったんです。
そこで思考を変えてみて「やりたいこと」を探すよりも「やりたくないこと」をやらないための方法を探すようにしてみました。
すると、不思議なことに「やりたいこと」が徐々に見えてきたんです。
僕は今でこそWebサイトの運営をしていますが、もともとそれをやりたいと強く思ってはいませんでした。
ですが、自分が「やりたくないこと」をやらないための方法を模索した結果、個人でWebサイトを運営するという手段に行き着いたのです。
自分のやりたいこと ≒ やりたくないことをやらないこと
「やりたくないことをやらないこと」が「やりたいこと」になったのです。
やりたいことばかりを探して悩んでいる人には、この思考がとても大切だと思います。
人生は長いようで短い話

36500
この数字を知っていますか?
これは、人生を100年と考えた時の「私たちの一生涯の日数」です。
僕は先日26歳になって、人生の1/4が終わりました。残りは27375日です。
これを長いと捉えるか、短いと捉えるかは人それぞれですが、僕は「先はまだ長いけど、あっという間に終わりそう」だと感じています。
というのも、学校を卒業して、社会人になりあっという間に3年が経ちました。
ただ漠然と日々を過ごしてしまうと時間はすぐに過ぎていきます。
気がつけば30代、結婚や子育てをしてるとすぐに40代や50代になってしまうのではないかと思っています。
50代以降は親の介護が始まったり、体も今のようにはアクティブではいられないでしょう。
だからこそ、この20代の残り時間は本当に重要で、自分のやりたいことをやったり、仕事においても専門性や進むべき方向性をある程度決めるための大切な期間だと思っています。
自分が何をやりたいのか、何に向いているのか、何が得意なのか、やりたくないことはなんなのかを、見極める期間です。
こういったことを、本当は学生の時にやっておけばよかったのかもしれませんが、過去には戻れませんし、やるなら今からが最速ですよね。
だから、過去に戻ってやり直したいことがあるなら、今からそれをやるべきだと思います。
それでも辞められない理由とその解決策

とは言え、人には様々な理由があり、辞めたいと思っていてもすぐには決心できないこともあります。
- 正直やりたいことがわからない
- やりたいことではないけど、会社の待遇がいい
- 家庭の事情で稼がなければいけない
- 時間もお金もないから辞められない
気持ちはとてもわかります。
僕も入社して2年経ってから辞めたいと思い始め、その頃に上司に相談したりもしましたが、結局そこから1年間働きました。
最終的に退職したのは3年経ってからです。辞めて後も、親や知り合いにも、批判されたり、気持ちを理解されないことも結構ありました。
ですがそこから、自分の決断を信じて挑戦し続けることで、前職に勤めていた時よりはるかに充実した毎日を過ごせています。
この経験を通して、僕自身が過去に辞められなかった理由と、やめようと思った時に決断するにはどうすればよかったのかを考えました。
結論としては、辞められない理由は「未来をわからないから」、解決策は「行動と覚悟」です。
辞められない理由は「未来をわからないから」
仕事を辞めたいと悩んでいる理由は、未来がわからなくて恐いからです。
もし未来が分かるなら悩まないはずです。
仕事を辞めて好きなことをし始めても、今と同じように稼げるとわかっているなら、悩むことなく辞めますよね笑
でもそれがわからなくて「仕事を辞めたらお金が稼げなくなるのではないか」「転職がうまくいかないのではないか」など将来がどうなるかわからないので、悩むわけです。
でも残念ながら、将来どうなるかなんて、誰にもわからないんですよね。
もしかすると、今会社を辞めなかったとしても、将来はその会社が倒産するかもしれません。
やりたいことやって、今より稼げるかもしれません。
だから結局、全ては自分の「行動と覚悟」次第です。
全ては自分の「行動と覚悟」
精神論に聞こえるかもしれませんが、これがやるべきことの本質です。
例えば、今、金銭的に厳しい状況なら具体的にどうすればお金が貯まるか考えましょう。
自分の支出とその内訳は把握していますか?どうすればもっと支出を減らせるか考えていますか?
今会社を辞めるのが難しいなら、会社以外で働く方法を模索するのもいいと思います。
すぐに大きな決断をしなくても、今すぐにでも始められることで、やれることって意外とたくさんあるんです。
そういう行動を積み重ねることが、自信や覚悟にもつながります。
僕も辞めたいと思って、半年くらいはただ悩んでいただけでしたが、残りの半年は「辞められないと感じている原因は何で、その原因はどうすれば解決するのか」を考えて行動した結果、辞める覚悟できました。
まとめ:できることから始めよう
最後に一番伝えたいのは「今できることから行動しよう」ということです。
辞めたいと思うなら、辞めればいいです。
それがすぐには無理ならいつなら辞められるのか、どうすれば辞められるのか考えればいいと思います。
結局やりたければ、やればいいし、やりたくなければやらなければいいんだけです。
僕はアパレルは向いていないと感じたので、向いていることをやりたいと思いました。
だから、向いていることは何かを探しました。
すぐには見つかりませんでしたが、色々とチャレンジしているうちに、徐々にやりたいことに近づきました。
ただそれだけの話です。
人生は本当にあっという間です。
僕自身も悩むことがもたくさんありますが、やりたいことにチャレンジし続けられるように頑張りたいと思います。
この記事がアパレルを辞めたいと考えて、悩んでいる人の力になれれば幸いです。
それでは!
アパレルを辞めて、別の仕事を探したい!という方へ。
僕自身が退職至った経緯や、具体的な転職方法をこちらの記事でも書いています。
違う仕事に挑戦してみたい方はぜひ参考にしてみてください。