仕事を体調不良で休みすぎて不安…。原因と今からできる解決策を紹介

こんな人向けの記事

体調不良とはいえ、仕事を休みすぎてしまうと、会社に申し訳なく思ったり、周りからどう思われているか不安になりますよね。

しかし、それを分かってはいても、簡単に解決できることでは無いので、正直難しい問題だと思います。

そこでこの記事では、僕が従業員の採用や教育をしていた経験を元に、体調不良の際の仕事への向き合い方を書いてみました。

今、体調不良で仕事を休みがちになっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

体調不良で休んでしまうワケ

結論から言うと、原因は仕事量と体のキャパシティ（許容量）があっていないことです。

つまり、仕事量があなたのキャパを上回っている状態です。

基本的には、キャパシティには2種類あると思っており、下記です。

上記の片方でもオーバーしてしまうと、体調不良になってしまうはず。

例えば、肉体的なキャパオーバーが起きる原因は下記です。

一例なのでもっとあると思いますが、代表的な事例を上げてみました。

続いて、精神的なキャパオーバーが起きる原因も見てみます。下記です。

例えば上記です。基本的には仕事とのマッチング、人間関係などが主な原因かなと思います。

体調不良で休みがちの際の周りの反応

正直に言いますが、よくは思われないことは確かです。

その理由は、あなたへの仕事へ期待と、給料に関係しています。

会社で働いているなら、一人一人に仕事への期待や役割があり、それに対して給料が支払われているはず。

しかし、体調不良で休みすぎてしまうと、働けない分、期待されていた役割を果たせなくなりますよね。

頻繁に休んでも、短時間で圧倒的に仕事ができれば話は別ですが、多分そう言う人はほぼいないはず。

そして、日本人の場合は、

仕事の質よりも、働いている時間を重要視する傾向が強く、

長く働いている人＝貢献みたい風潮があります。

なので、休みがちになるとその価値観に合わなくなり、

結果として、周りから白い目でみられると言う状態になってしまいます。

精神的な悪循環の発生

周りからあまりよく思われないとそれが原因で、さらに体調不良と言う悪循環に入る可能性があります。

先ほど説明した、精神的なキャパオーバーのパターンですね。

この状態になってしまうと、正直解決がかなり難しくなってきます。

そのため、そうなる前に解決してしまうことが大切です。

もちろん、職場によっては、会社側が心配してくれたり、様々なフォローをしてくれるようなところもあるでしょうが、なかなか多くは無いはずです。

とはいえ、あなたも好きで休んでいるわけではないので、会社から理解が得られないと、お互いが不幸になってしまいます。

今からできる解決策

大切なことは、仕事量と体調のバランスを調整することです。

具体的な手段は3つあり、下記です。

体調不良の原因と解決策を知る

まずは自分の体調不良の原因を知ることが大切です。

慢性的な体調不良の場合は、病院に行き、根本的な原因とその解決策がわかれば、自分なりに対処して、仕事に復帰できますよね。

会社にあなたの状況を説明する

病院から体調不良に関して何らかの証明書をもらうことができれば、それを会社に提示することで、あなたの状況を説明できる1つの手段になります。

これはかなり大切なことで、

と言うのも、会社はあなたが思っているほど、あなたの状況について知ってはいません。

自分で自分の体調不良の原因や証明をきちんと説明することは、あなたが少しでも、会社で働きやすくなるためには重要なことなのです。

だから「体調が悪い」と言って、ただ休むだけでなく、あなたの状況をちゃんと、会社や一緒に働いている社員の人たちに理解してもらうようにしてみましょう。

仕事量＆契約内容の相談

ここでは、「仕事量を調整する」と言う点から解決方法を提案します。

具体的には、上司または人事などと相談します。

例えば下記について内容です。

年に1~2回、雇用契約内容の変更の機会などがある方と思います。

まずは、あなたの現状を理解してもらった上で、相談してみましょう。

上司側も、体調不良のあなたを心配しているケースもありますし、あちら側からは時短勤務などを提案しにくいことも考えられます。

勤務時間が減ることによって、年収は下がってしまう可能性もありますが、まずは万全のコンディションで仕事ができる状況を作る方が、長期的に見て手堅い選択肢なのでは無いでしょうか。

転職を視野に入れる・検討してみる

あなたの職場で、上記の2つの選択肢が上手くいきそうに無いなら、

転職を検討してみるのは、重要な選択肢です。

というのも、その準備や選択肢が無いと、いつまでも1つの会社にあなたの働き方やライフスタイルを縛られてしまいます。

そうすると、体調不良が慢性的になっても働き続けなければなりませんし、そうするとそのまま体を壊す可能性も出てきますよね。

転職という選択肢を持っておけば、いざという時に、1つの会社に依存しなくて済みますし、

今いる会社とも対等に話ができ、あなたにあった働き方を交渉できるようになります。

理想論かもしれませんが、割と事実だと思います。

転職は当たり前の時代になりつつある

最近は1つの会社に留まる終身雇用は終わりつつあり、転職は当たり前になりつつあります。

例えば、CMや新聞を見てもマイナビやビズリーチ、エン転職など、転職に関する広告やプロモーションを見ることが増えているのでは無いでしょうか。

このように、転職は当たり前になってきており、むしろ

転職や他で働くことが視野に無いことの方が、あなたを不自由にさせてしまうのです。

とはいえ、「転職を検討した方がいい」と言われても何から始めればいいか分からない人も多いと思います。

転職の流れについては、また別記事にてまとめようかと思います。

補足：マイナビは安心して使える

マイナビは就職・転職などの人材サービス超大手で、知名度も高いので、登録しておけば安心して利用できるかと思います。

たぶん、今新卒や第二新卒の方は、マイナビエージェントなどの就活サイトを利用したことがある人も多いと思うので、よかったら登録してみては。

まとめ

まとめです。

体調不良で休みがちな人にしてほしいこと

ポイントも繰り返すと「仕事量と体調のバランスを調整すること」です。

休みたいわけではないけど、どうしても体調が優れないというのは、辛いと思います。

仕事は、心身ともに余計な負荷をかけずに、高いパフォーマンスが発揮できる状態ですることが大事です。

もし今あなたが、無理されているなら、ぜひ解決に向けて一歩踏み出してみてくださいね。