- 仕事の要領が悪く、いつも上司に怒られるし、周りに迷惑をかけてしまう、、、
- 最初は優しかった人たちにも、あきれられる
- 仕事ができない自分を変えたいけど、上手くいかない
要領が悪くて、仕事が上手くいかないと辛いですよね。
自分なりに頑張ってはみても、それでもやっぱり上手くいかない。
上司にも怒られ、周りに迷惑をかける日々が続くと、気持ちが滅入ってしまいます。
では、どうすれば仕事ができない自分を変えることができるのでしょうか。
この記事では、
- 仕事上手くいかない原因
- 「仕事ができない自分」を変える方法
について紹介します。
「1日だけいいから、ミスなく仕事を終わらせて、気持ちよく帰りたい」
と考えている人はぜひ参考にしてみてください。
目次
仕事ができない原因はどこにある?

まずはじめに、仕事ができない原因が「自分」と「職場環境」のどちらにあるのか考えてみましょう。
世の中には、あなたがいくら頑張っても、結果が出にくい職場や、正当に評価してくれない職場があります。
明らかに無理な仕事を押し付けられたり、どんなに努力しても、成果が正しく評価されず昇給も無いような会社です。
一方で、あなたのことを正当に評価してくれる職場もあります。
あなたが、自分が正当に評価されていると感じていて、仕事ができない原因が自分にあると思うなら、覚悟を決めて頑張った方がいいと思います。
もちろん、心を病んでしまうまで、頑張る必要はないですよ。
ここで伝えたいことは「後になって職場環境のせいにするのは無しにしよう」ということです。
もし、職場環境に問題があるなら、転職活動をはじめましょう。
逆に、自分に問題があるなら、やるべきことは「仕事ができる自分になる」ことだけです。
大切なことは、自分に問題がある場合も、環境に問題がある場合も、自ら行動することです。
では、その点を踏まえて、ここからは「仕事ができない自分」を変える方法について解説していきます。
「仕事ができない」の解決方法3ステップ
仕事ができない自分から抜け出すための方法には3つのステップがあります。
- 上手くいかなったことを具体的に書き出す
- 上手くいかなかった原因を考える
- 具体的な対策を考え、実行する
やるべきことはこの3つだけです。
では、具体的に解説していきます。
上手くいかなったことを具体的に書き出す

まず最初のステップは【上手くいかなったことを具体的に書き出す】です。
ここ1週間以内に
- 仕事で失敗したこと
- 怒られたこと
- 迷惑をかけたこと
などを具体的にして書き出しましょう。
仕事が上手くいかない人によくあるのは「振り返りをしないこと」と「具体性が乏しいこと」です。
「今日も仕事でミスして怒られてしまった、、、明日からは絶対ミスしないようにしよう」という感じです。
感情論では、仕事はできるようになりません。
なので大切なことは、具体的に書き出してみることです。
ポイントは、5W1H【Who(だれが)、When(いつ)、Where(どこで)、What(なにを)、Why(なぜ)、How(どのように)】を意識して書くことです。
全部盛り込む必要はありませんが、頭には入れておくといいでしょう。
イメージが湧かない人は、下記の例を参考にしてみてください。
- 昨日提出した書類に入力モレがあり、上司に怒られてしまった。
- 会議室使用の予約を先輩からお願いされていたが、失念してしまい、リスケジュールすることになってしまった。
- 在庫管理の業務を同期の人は2時間くらいで終わらせているけど、自分はいつも3時間くらいかかっている。
こういった感じです。
上手くいかなかった原因を考える

2番目のステップとしては【上手くいっていない原因を考える】です。
やり方は、先ほど書き出した「上手くいかなかったこと」について、その原因を可能な限り考えるという方法です。
1項目5~10分くらいで、時間を決めてやってみるといいでしょう。
原因も、5W1Hを意識して考えてみてください。
下記に、上手くいかなったことの1つ目を例にして、具体例を書きました。
【昨日提出した書類に入力モレがあり、上司に怒られてしまった】の原因を考える
- 出す前にチェックをしていなかった
- チェックはしていたが、モレてしまった
- 書類作成の時間を1時間と見積もって実施したが、実際は1時間半かかる内容で、結果時間が足りなかった
- 上司から急に依頼されたため、書類の作成時間が少ししか取れなかった
このような感じです。
具体的な対策を考え、実行する

最後のステップは【具体的な対策を考え、実行する】です。
このステップはポイントが3つあります。
- 上手くいかなかった原因をさらに深掘りして対策を考える
- 対策は、絶対実行できるレベルまで具体的に考える
- 「絶対上手くいくわけではない」を前提で、「絶対上手くいく」という気持ちでやる
この3つはとても大切なので、それぞれ説明していきます。
上手くいかなかった原因をさらに深掘りして対策を考える
対策を考える前に、上手くいかなかった原因をさらに深掘りしてみることが大切です。
ポイントは原因に対して「なぜ」で深掘りすることです。
例えば、先ほどの例から「チェックはしていたが、モレてしまった」を深掘りしてみます。
なぜ「チェックはしていたが、モレてしまった」のか
- チェックにあまり時間を取らなかった
- チェックの手順が決まっていなくて、チェックが機能しなかった
こんな感じです。
そして、さらにこれを深掘りしていきます。
めんどくさいかもしれませんが、原因は徹底して追求なければ意味がありません。
なぜ「チェックにあまり時間を取らなかった」のか
- 他の仕事で手がいっぱいだった
- 書類作成に時間を当てられなかった
- 作り慣れていない書類だった
このように様々な原因が考えられると思います。
考えられるだけ出してみましょう。
対策は、絶対実行できるレベルまで具体的に考える
原因を深掘りしたら、次は具体的な対策を考えます。
ポイントはマインド論ではなく「具体的な行動できる対策にすること」です。
例えば「他の仕事で手がいっぱいだった」ということが1番の原因だと考えらえるなら、
- 仕事の優先順位を見直す
- そもそもやらなくていい仕事を探してみる
上記のような解決策を考えることができます。
実際に「仕事 優先順位 付け方」などでググり、実際に今やっている仕事に優先順位をつけてみましょう。
優先順位をつけたら、急に仕事を振られた時に実際にどう行動した方がいいかまでイメージしておくと効果的ですよ。
「必ずしも上手くいくわけではない」を前提で「必ず上手くいく」という気持ちでやる
ここからは、実際に行動していく上での考え方について紹介します。
大切なのは【「必ずしも上手くいくわけではない」を前提で「必ず上手くいく」という気持ちでやる】ということです。
当たり前ですが、対策を実行しても、必ず上手くいくわけではありません。
しかし、だからと言って最初から上手くいかない前提で行動するのもよくないです。
必ず上手くいくという気持ちで、仕事に望みましょう。
なぜなら、常に最善を尽くしつつ、七転び八起きの気持ちで実行と改善を続けていくことが、仕事をする上で、とても大切なことだからです。
ここまで読んでくれた方の中にも、「これで本当に上手くいくのかな」と感じたり「めんどくさいな」と感じた方もいるかもしれません。
もちろん、書いた内容をやれば、上手くいくというわけではありませんし、保証もありません。
自分ができなかったことを書き出して、原因を考えて、その改善策を考えるのも正直めんどくさいと思います。
しかし、何かしらの行動をしなければ、状況がよくなることも無いんです。
だからこそ、仕事ができないと悩んでいるなら、ぜひ少しずつでも行動に移してもらえたらと思います。
まとめ:あなたが変われば環境も変わる
「仕事ができない自分」を変える方法
- 上手くいかなったことを具体的に書き出す
- 上手くいかなかった原因を考える
- 具体的な対策を考え、実行する
小さな行動でいいので、まずは始めてみることが大切です。
人はいきなり変わるのは難しいですが、少しずつなら誰でも変わることができます。
ちょっとした行動を積み重ねることで、3ヶ月、半年と経った頃から大きな変化に気がつくはずです。
そして、あなたが少しずつ変わることで、周りの評価も変わってきます。
「仕事ができない」「辛い」という状況を乗り超え、「できる自分」に近づくことができれば、それはあなたにとって大きな自信になります。
そして、それが周りからの「信頼」にも繋がり、今後の人生でとても大切なものになるはずです。
大変なこともあると思いますが、ぜひ小さな行動から始めてみてください!
それでは。